花びらは散っても 花は散らない
形は滅びても 人は死なぬ。
これは親鸞さまの教えに生きた金子大榮(1881~1976)著『意訳歎異抄』(昭和24年発
行)という書物にある言葉です。
この言葉からは、咲いては散っていく花に、儚さや寂しさだけではないことを、
生まれては亡くなっていくいのちの営みが、死をもって終わりではないことを
教えられます。
花びらが散るからこそ、大切な人やものとの別れにおいてのみ開かれ、感じられて
くる世界があるのではないでしょうか。
折にふれ思い出される言葉です。
なむあみだぶつ。
左は先日(5月28日)に行われた全国植樹祭からのお裾分けされたカッコウアザミかな。
右は何だっけ??(´д`)4月に行った初参り式にお配りしたお花です。