第十二組同朋の会開催

黒部市と魚津市を合わせて第12組(そ)という組織になってます。ちなみに富山市から朝日町までで5つの組から構成されています。

 

それで今日はこちらの組の聞法会である同朋(どうぼう)の会が開かれました。本伝寺がしばらくの間会場となっています。どなたでもご参加いただけますよ(^O^)

 

本会では、現在は親鸞さまが書かれた『正信偈』をテキストにしながら、各担当者が自由にお話をしています。

 

さて本日は、魚津市経田にある勝福寺の大中臣冬樹さんが担当されました。

 

はじめに「私が人生に何を期待するでなく 人生が私に何を期待するか」というアウシュビッツ収容所を経験したヴィクトール・フランクルの言葉を紹介されました。

 

また昨日御命日であった清沢満之(1863~1903.6.6)の下記の言葉を紹介されました。

 

  パンの為、職責の為、人道の為、国家の為、富国強兵の為、功名栄華の為に宗教

  あるにはあらざるなり。人心の至奥より出づる至盛の要求の為に宗教あるなり。

  宗教を求むべし、宗教は求むる所なし。   (『御進講覚書』より抜粋)

 

求めるということは私からの出発になりますが、かえってこの出発点となる「私」が問われていく歩みが始まるのが宗教のはたらきでは、というように聞きました。

 

月一回開かれておりますので、お気軽にどうぞ\(^_^)/

写真は、お話をされている様子と、休憩の様子。本日は23名の参加でした。