天候不順の心配もありますが、稲穂も色づき、少しずつ秋を感じる日々ですね。
さ~て、法語が新しくなりました。
「愚かさとは深い知性と謙虚さである」
読まれてみてどうですか。
賢さが知性ではないんですね。また「俺は知ってるぞ」という心によって、他者と比べ合い、傲慢にもつながります。人間って厄介ですね。
その厄介さ故に「自分を知る」ことがとても大切なのではないでしょうか。
さらに「自分を知る」ということは、自分の力で知るのではなく、「知らされる」という形でのみ成り立ちます。
だから、「知らされた」という気づきに「謙虚」な心が育まれるのでしょう。
「愚かさ」というと、あまり良いイメージがないかもしれませんが、その先入観を含めて問い返してみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、親鸞さまは「愚者になりて往生す」という師である法然さまの言葉を生涯大切にされました。通ずるものがないでしょうか。
「これまでの法語」というページを新設いたしました~
こちらは真宗教団連合から出ているカレンダーです。