秋のお彼岸が過ぎましたね・・・

相変わらずバタバタとしているうちに秋のお彼岸も過ぎていきました(;´Д`)

 

皆さんはどうお過ごしになられたでしょうか❓❓

 

この秋のお彼岸の中日にあたる23日は、前住職である時丸さん(法名:慧照院釈時丸)が亡くなった日です。

 

平成15年(2002)9月23日に亡くなったので今年は丸14年経つわけですね。早い(゚Д゚)

 

その間に別れあり、出遇いあり、さまざまな変化がありました。まぁもたもたしているうちにその時を迎えるのだなと感じています。

 

今年は大学時代の恩師が3月30日に急逝されたということもあり、なおさら「死」を考えるのかもしれません(・_・)

 

ところで、12日から19日にわたって本山(東本願寺)でお世話になっていました。その時に、「ただ動いているだけで、本当に生きているのか」という言葉を聞きました。

 

どういうことなんでしょうね。確かに、今、ここで呼吸をし心臓が動いてはいるけど、「本当に生きている」とは。。。

 

本山滞在中は本山の晨朝(朝のお勤め)にお参りするのですが、ちょうど以下の文章から始まる御文(蓮如さんが書かれたお手紙)を拝聴しました。

 

それ、秋もさり春もさりて、年月をおくること、昨日もすぎ今日もすぐ。いつのまにかは年老のつもるらんともおぼえず、しらざりき。しかるにそのうちには、さりとも、あるいは花鳥風月のあそびにもまじわりつらん。また歓楽苦痛の悲喜にもあいはんべりつらんなれども、いまにそれともおもいいだすこととては、ひとつもなし。ただいたずらにあかし、いたずらにくらして、老のしらがとなりはてぬる身のありさまこそかなしけれ。されども今日までは無常のはげしきかぜにもさそわれずして、わが身ありがおの体を、つらつら案ずるに、ただゆめのごとし、まぼろしのごとし。・・・

(「御文」四帖目第四通)

 

言葉の響きから、一体何をしてきたんだろうという悲しみを感じます。

 

蓮如さんご自身が、ご自身を悲しむということでしょうが、それだけでないものも感じます。

 

もたもたしておるうちに終わっていきますね。

上の写真はベビーヨガ&親子ヨガの始まる前の様子。9月は3回行いました(*^O^*)

お彼岸ということで彼岸花。赤々と燃えてますね、この一瞬に全てが籠もってる感じですね。