たまには心に引っ掛かる言葉を書きたいと思います(o゚▽゚)o
いったい光はどこにあるのかというと、光そのものは色もましまさず、形もないのです。ですから、光ありということがわかるのは、光に照らされたものにおいてなのです。光に照らされてその姿を現しているそのものにおいて、明るさを感じるのです。光は光を放ったもののうえにおいてではなくて、逆にその光を受けたもの、受けたものというのは、言い換えますと光を妨げたものです。光は、自らを現すのに自らの形を現すのではない。その妨げたもののうえに形を現すのです。
(『正信念仏偈講義』第一巻 宮城顗)