今年(2019年)は本当に雪が少ないですね。寒さもそれほどでしょうか。
さて、しばらくぶりです。文章を書くってやはり大変です。
何より自分が感じたことを自分の言葉で綴るのが大変。
この文章は本当に自分が言いたいことなのか。
誰かの言葉を借りてきて、それをあたかも自分の言葉のようにしているだけじゃないのか。
ついついそんなことを考えてしまいます。
親鸞の主著『顕浄土真実教行証文類』(教行信証)は、文類とあるように諸師方の言葉と、それを通しての自身の言葉で成り立っています。
とても不思議な書です。
こんな大部な書を今から750年も前書いたのですからそれだけでも驚きます。
何よりも集めた言葉が一つの思いによって繋がっている、と感じるのです。
バラバラなんですよ、元は。
よくお話をする際に、一つの言葉を抜き出してってしてしまうわけですが、本当に親鸞の思いを確かめられているのか、怪しいです。
毎回そんな思いに駆られ、ひたすら何を話しているのか、書いているのかとの思いが起こります。
その積み重ねしかないのかなと思いながら、一回一回の学びを丁寧にしていきたいと思います。
今更ですが2019年の始まりです。